「新車を購入」という狂気

新車でプリウスを買ったときの維持費を考えてみる。


変な顔……

240万円で購入し、燃費は22km/lとし、3年/15000km乗って、車検を通さず110万円でリセールするとする(参考)。メンテナンスは無償修理を基本とし、オイル代10000円のみ考える。

ガソリン代 (15000/22)*120=81800円
メンテ費用 10000円 
自動車税 初年度20000円+(以降39000円)*2=98000円
車両代 2400000-1100000=1300000円
tot. 1489800円。

これを36で割ると、月41300円となる。

経済性が売りのプリウスだが、私の2400ccの大型セダンの2,3倍近く維持費がかかるということになる。

ここで「一般的な消費者」を想定し、駐車場に月5000円、任意保険は年5万円とする。

計算すると、維持費は月50400円となる。これは明らかに高い……。

6万円のアパートに住んで、プリウスを持つだけで月に11万円かかることになる。この二つを合わせると、3年間でいくらになるか?

396万円である。

一般的な消費者は、これだけの金を「家とクルマ」に費やしているのである。言っておくが、しょぼいアパートに、なんていうことのない大衆車である。

新車を買うということは、こういうことなのである。あな恐ろし。

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