バーチャル株の成績は……

株に手を出す前に練習しようと思い、バーチャル株をやっていた。

半年ほどやってみて、結果は+415,915円ということであった。

500万円ほど投資して、8%利益が上がったことになる。

もっともバーチャルは所詮バーチャルであり、たとえば私はシャープの株が91円のときに買って、今は357円になっている。実に四倍近く値上がりし大成功というところだが、現実には実弾でこんな取引はしないだろうと思う。

ただ学ぶことはあった。日本の大企業は決して潰れないということである。東電がそうだったし、おそらく東芝もそうだろう。日本は階級社会であり、エリート層において官民は繋がり合い、お互いに庇いあう。東大卒は何よりも同じ東大卒がかわいいものである。電通の騒動もそれに通じるものがあるのではないかな。「過労自殺」なんてこの国ではありふれてるのに。

またバーチャル株で学んだことは、結局、官製相場では個人投資家は振り回される一方ということである。この国では市場原理などあまり働いていないように思われる。国が株価を操作しているのだから、企業研究などしてもすこし空しい。

まあ、それでも成功している人がいるのだからすごいな、と。

まだ研究が足りていないので、株をやろうという気にならない。まあ片手間に、小遣い稼ぎくらいになれば良いと思っている。火傷はしたくないな。

収益性の高いブログとは

私は長い間、文章で食べていきたいと考えてきた。

文章というと作家業やコピーライター、新聞記者などあるが、最近はブロガーで食っていける人もいるらしい。

私もブロガーとして収益をあげようと考えたことがある。今5年間続けているブログは、ぼちぼちのアクセスがあり、多分月に500円くらいは^^利益があがるのではないかと思った。

ただそれを目的にすると、文章が歪になるだろうと思って、すこし強迫的な潔癖から避けていたのだった。

ブロガーとは一般的に広告で収益を得る人だから、まず第一により多くの人を引きつけることが大切である。そして読者の質としては、アドセンス・クリックで収入を得る場合は、「よく消費する人」をターゲットにする必要がある。

基本的には、消費行動は「損」なものである。ひとつの商品が手元に渡るまで何重にも手続きが必要であり、それに関わるコストを勘案すると、たいていの商品は消費することによって購入者が損することになる。これは合理的な消費者を想定する経済学の基本的な考えに反するけど。

そう考えると、「よく消費する人」というのはどういう人か。たいてい、経済観念の発達していないおバカさんである。

つまりトヨタが国内市場においては「マイルドヤンキー」をターゲットにしているように、中間~底辺層のおバカさんをターゲットにすることが収益性の高いブログになる。貧乏人ほどよく消費する、といえるし、よく消費するから貧乏人なのだ、と言える。

例えば私が手作りの弁当を食べているそばで、私の半分の年収の人が、マクドナルドの600円のランチセットを食べていたりする。私が500円の文庫本で楽しんでいる間に、低収入の人がカラオケだの飲み会で数千円を費やしている。こういう社会構造がある。

おバカさんはテレビ広告やネット広告の刷り込みによって「よく消費する」ように、ある意味で洗脳されている。こういう人から金銭を搾り取るのが資本主義社会の構造であり、収益性の高いブログも彼らをターゲットにすることが重要になる。

つまり下品であること、大味であること、平明であること、文章量の少ないこと、などが収益性の高いブログになる。検索サイトで上位に出るのはそういうサイトばかりである。

例えばこのブログの昨日の記事でいえば、「予知夢を見る方法」なんかより、「これでボロ儲け確定!?予知夢を見る12の方法」とかそういうタイトルにすれば人々はクリックするだろう。(あーなんかゾワゾワする^^)

収益性の高いブログとは、よりどれだけ多くのお馬鹿さんを惹きつけられるか、という条件を満たしているものである。



さて、そんなブログが書きたいか?となったときに、いくら金が儲かるとしても御免だな、というのが私の考えである^^ まあそういうブログが書けないという能力的な問題もあるけど。

ブログである程度閲覧数を望めるようになると、有料サイト化、あるいは有料メルマガを配信するなどして収益を得る人がある。経済・時事情報に強い個人ブログ「GLOBAL EYE(旧NEVADAブログ)」も有料コンテンツ化した。年額一万円だったと思うが、払ってでも読みたい人は少なくないと思う。

ようは宗教における顕教と密教のようなもので、大衆をターゲットにするか、少数の客層をターゲットを絞るか、という道がある。私は後者がいいな、と思う。そもそもの話、あまりブログで稼ごうとは思わないけど。

予知夢を見る方法

呪術の勉強をしている。その中に千手観音のちからを借りて予知夢を見る真言があった。

結局、投資は先を見通す力が重要なわけだから、予知夢を見ることができれば簡単に金持ちになれるはずである。
未来の出来事を知る秘法として、眠る前に呼召印を結び、「オン・クチグチ・グヤリ・シャリシャリ・シャリレイ・ソワカ」の咒を唱えること百八遍行えば、未来に知りたいことが夢のなかでわかるという。また、この真言を毎日誦すと、悪夢が吉夢に変わるばかりか、運勢も次第に好転していゆくとされている。(「日本呪術全書」)
公にされている咒文に果たして効果があるのかわからないが^^

本書に記載されている真言の中ではかなり短く、たったの百八回で良いということからコスパのよい咒文である。

私もこれを唱えて眠ってみた。実際108回も唱えられず、50回くらいで眠っていると思う。しかし効果はあったようで、二日連続で夢を見た。ふだん夢を見ない私だったのでこれは驚きだった。

内容は、あまり投資に結びつくものではなかった。会社のある人物が辞職したり、とかそういうもの。他にもいろいろあったと思うが、夢の記憶は起きてすぐには覚えているものの、昼頃にはすっかり消滅してしまう。

あまり効果を感じられないが、運勢も好転するということだから、また続けてみようと思う。

富と「視力」

ニーチェ「善悪の彼岸」を読んでいると、以下の文言にあたった。
《良き哲学者であるためには》とこの最後の偉大な心理学者(筆者注:スタンダールのこと)は言う、《乾燥かつ明晰にして幻想を抱くことなかれ。産をなした銀行家は哲学の発見のために、すなわち、あるがままのものをはっきり見るために必要な性格の幾分をもつ。》
金を稼ぐためには、「物事をはっきりと見る」力が必要である。本来安いものを高く買ってしまい、資産を減らすことは、物事を表面的に、あいまいにしか見れていないことからくる。

これは投資においてもそうだし、一般的な消費行動でも同様である。

透徹したまなざしを得ることができれば、自然と金持ちになることができる。ただし、この良い眼を得るためには才能が必要だし、それに加えて努力をしなければならない。

よき認識があれば、金は自然と手に入る。智慧の副次的な産物が富である。

ブッダとお金

ワールポラ・ラーフラの「ブッダが説いたこと」によれば、シンガーラ青年にブッダが語ったことは以下のとおりである。
収入のうち、四分の一は日常の支出に、半分は事業への投資に、そして四分の一緊急事態のための貯蓄にあてるように
月収が40万円だとすれば、10万円は生活費に、20万円は投資に、10万円は貯金、ということになる。まあシンガーラは金持ちの息子なので、月収40万円ということはないだろう^^

いずれにせよ、今より良い暮らしをするために収入の半分の金を投資せよということである。

ちなみにブッダは、「経済的、物質的幸せは、過ちのない、清らかな生活から生まれる精神的幸せの十六分の一にも満たない」と言っているようである。



お金の本当の話

この世界には何も働かなくとも毎月5000万入ってくる人間がいる一方、がんばって働いて毎月100万だ200万だと、どんぐりが背を比べ、目くそがハナクソを見下しあう。まして「オレのバイト先、時給1000円」「オレのとこは1100円だ、買った」と言っているのは、もはやウジ虫である、しかしなぜ時給1000円のウジ虫たちは、時給1100円の同じウジ虫に嫉妬するのに、働かなくとも毎月1000万も2000万も入る人間達に嫉妬したり競争心をもったりしないのだろうか?答えは簡単、ここに書いてあるとおりだからで ある。つまり"ウジ虫"だからである。(学校は馬鹿製造工場である。
日本人って完成された奴隷だよな……という思いが頭を巡っており。検索していたら上のブログを見つけた。長文だが読む価値はあると思う。

というのも、今日は朝すごく寒いなか起きたのだが、こんなことは先進国ではありえないことだ。なんでこんなに家が寒いのか?と考えた結果、日本人が我慢するからだということがわかった。「夜暖房であたためたのに朝は息が白くなるほど冷えている」こんな粗悪な住宅に住まなければいけないのはなぜか?まあアルミサッシとか断熱材をケチっているとかいろいろあるのだが、結局日本人が文句を言えないことにあるのだと思う。つまりこんな寒い家はおかしい!欠陥住宅だ!とか、言えないのである。日本人は去勢されたかのようだ。「日本は夏を基準に家を建てるからね……」となんでも肯定的に捉える人はほんとうの奴隷。

それでは引っ越そうか、となると世界一高い引越し費用がやってくる。引越し業者を手配すると最低でも10万円は見ておいたほうがよい^^ なのでこの国では引っ越しの際に家具を捨てることが主流だ。それでゴミを捨てようとすれば「リサイクル料金」がかかる。テレビ一個で3000円ほど。そして不動産屋はあれこれケチをつけて敷金がかえってくればまだましでひどいときはまた2,30万円かかる。そして次に入居するときは「礼金」をまた払わなければならない(なぜ客がお礼をする義務があるのか?)。

自動車税や高速道路料金が世界一高いのに、当然のように人々は払う。「高い」とぼやきながらも、決して行動には起こさない。不平を言わない。強い抵抗感を感じながらも、「間違っている」とわかっていても、着実に行為を遂行する。これが完成された奴隷だ。

日本人の自罰意識は強固であり、これは教育の賜であると思われる。まあ上のブログにあるように、教育ってのは調教装置であり、大人になってからもメディアが調教装置としてはたらく。

よく調教された人は、一日12時間以上はたらいて、なお低賃金であることを、国策や経営者のせいとは考えずに、「自分が悪い」と考える。こういうひとは働けなくなると、「自分に価値がなくなった」と感じ、自殺してしまう。まあ奴隷としての価値はなくなったのだが、人間の価値は損なわれたわけではないのに、かわいそうな話ではある。つまり彼は「奴隷ではいられなくなった!」と死んでいくのである。自由は絶望なのである。

「我慢強い」と「隷属的」は違うということだ。

中古車を吟味するおじさん

クルマを買おうと思っている。

私は高額なものは何でもネットの個人売買で買うことにしている。15万円のカメラも、5万円のパソコンも、3000円のソファも、1万円のテレビも、今ある7万円・9万円・17万円のバイクも、すべて個人売買だ。

個人売買ではそれなりに失敗を経験してきたが、トータルで考えるとコストはとても安い。

今狙っているのは、日本では「不人気車」という扱いになる、普通のセダン。ざっと出品を眺めて、二台にまでしぼった。



片方は車検が一年付いている。内外装ともにキレイで、機関は問題なさそう。個人の会社員が乗っていたもの。メールでの対応から、それなりに信頼できる人物だということがわかる。私は高額商品では必ず出品者とメールでやり取りするようにしている。ヤフオクなどでもそうだ。質問欄から直接交渉する。これをしない人がほとんどで、ろくにやりとりせずに入札することが私には信じられない。追加の画像や状態を詳しく知ることができ、場合によっては値下げ交渉もできる。……さて、この車両は価格が25万円。まとめれば、低走行、程度上、信頼性が高い、相場よりやや高め。

もう片方は車検が切れているが、先のものより上級グレードだ。走行距離は10万kmを越えているが、スマートキーや純正ナビ、純性のアルミホイールがついている。前オーナーは不明だが、ディーラーからの横流し車両らしい。つまり、ディーラーがユーザーから安い価格で下取り車を引き取り、それを中古車販売店に高い値段で売りつける。こういう車両は、まあおそらくはディーラーでメンテは受けていただろうと考えることができる。価格は16万円。車検費用を考えると23万円くらいか(一回で通れば)。

出品者はメールの対応が雑だし、質問の回答も少し曖昧だ。車両の状態が見えてこない。ただ出品者がオーナーではなかったようだから、雑に扱われた車両とは限らないだろうと思う。まとめれば、装備は魅力的、やや過走行、程度不明、信頼性なし、相場より安い。

このふたつで散々迷っている。

……のだが、結局「どちらも買わない」ことにした。だいたい、買い物は基本としてn万円の買い物であれば、n日は悩むべきだと思う。20万円の買い物だと、今は一週間程度しか悩んでいないから、まだ早い。車両は次から次へと出品されるわけだ。今のクルマが壊れたわけでもないのに、目先の商品に執着することは、経済合理性に反するということだろう。



日本って本当にクルマが安いのでありがたい。バイクは、ボロでも高いのに、クルマは程度良の中古車が新車の90%引きくらいで売られている。この減価率は、家具や衣類より大きい。なので外国人は日本で中古車を買い占め、海外で売るということをしているらしい。もっとも、税金や高速道路料金は世界一高いのだが……。

日本に住んでいて新車を買うということは、経済的にはどうなのかという判断だと思う。

400万円を2億円に

今投資に向けられる現金は400万円なのだが、七年間で400万円を二億円にするにはどれくらいの利率でなければならないのか。

調べると、年利58%でやっと達成ということである。アホかいな。

現実には働きながら投資していくということになるだろう。だいたい一年に250万円くらい貯められる予定。賃金があがればもっとになるだろう。つまり、毎年投資資金が250万円増えることになる。こうすると年利がどれくらいになるのかは面倒で計算する気にはならないのだが、もう少しまともな数字になるかと思われる。

投資スタイルは、ウォーレンに近いスタイルでやっていこうと思っている。ウォーレンのスタイルは、根底に「大衆はモノの価値がわからない」という考えがあるように思われる。私も大衆はアホだと思っているので、うまく立ち回れる自信がある。

当面はNISAの口座を何に使うかを考えておきたい。



お金持ちになりたいおじさんのブログ

金が欲しいと思った。

私は特に金銭欲が強いわけではない。ただ、賃金労働者として金銭のために働いていることが、嫌になってきた。月火水木金……フルタイムで働いていると、大切なことを学ばないまま死んでしまいそうだからである。

そういうわけなので、投資などの資産運用によって生涯賃金分を先取りしてしまおうというのが今の考え。

昔好きだったナポレオン・ヒルの「巨富を築く13の条件」から引っ張ってきた。

1. 達成したいと思う願望をはっきりさせる(お金が欲しいなど漠然としたものはNG)

金銭としては二億円

2. 達成したいと望むものを得るために何を差し出すのか?

日頃の贅沢を差しだす。金を浪費することの楽しみを封印し、金銭に依存しない生活をする。小成功に甘んじない。

3. 最終期限を決める

35歳まで。今は28歳だから、7年間あることになる。

4. 詳細な計画を立てる。準備は出来ていなくても迷わず実行する

とりあえず口座開設しているのが今の段階。あてずっぽうで挑んでも失敗は眼に見えているので、勉強するだけの勉強をする。実際に金をつぎ込むのは、それから。5,6銘柄を吟味研究し、徐々に増資するという形式がよいかな、と。

あとは上記を紙に書き出して、「書いた物を一日2回起きてすぐと寝る前に大きな声で読む。自分に信じ込ませる」と、億万長者になれるらしい。


おじさんの目的は別に贅沢したいわけじゃなくて、賃金労働からの解放だからね。

レンブラントの"money fool"をタイトルに持ってきたのは、戒めの意味でもある。金に依存すると、ろくなことがない。金が増えれば楽しいし、金がなくなれば、楽しい。そういう心持ちで。