1357 ダブルインバースの検討

ハイリスク株として東芝株を注視していたのだが。結局暴落から強く反発することはなく、280円くらいで安定している様子。シャープより安いと考えるとまだ割安だとは思うが……。やはりもう一弾下がってから買いだ。まだ下がると思う。



実は260円で下げ止まったとき購入を決意したのだが、手続きがうまくいかなくてお流れになった^^ 結果的にはそれで良かった、と信じたい。

最近気になっているのは「ダブルインバース」であり、これは「日々の騰落率を日経平均株価の騰落率の-2(マイナス2)倍として計算される株価指数」つまり逆向きの株である。


きれいなお椀型になりそうな予感。



日経平均が20000円近辺を維持できるか?というとかなり疑問。オリンピックまでは意地でもキープしたい政治的意向はあるのだろうし、またアベノミクスが世界の投資家の信頼をある程度勝ち得ているにせよ、経済の基礎体力としてはかなり弱っており、「2020年以降の暴落」はほとんど確定だし、またトランプ政権の揺り動かしが波及し、近々日経平均は暴落するのではないか?と私は睨んでいる。

かといって日本経済はやはり盤石である^^

もちろんシングルマザーや派遣労働者のように、末端の庶民は貧困に喘いでいるのだが、だからこそ日本経済は強いのである。つまり富が末端にいかず、1%の富裕層に集中しているにもかかわらず、末端の国民が政治的に無能であり、さらに「死ぬほど」勤勉であり、資本としての労働力をおびただしいまでに提供してくれるからである。

日本はアメリカ同様に新自由主義が行きわたっており、「格差問題」などとして騒がれるのだが、トランプ政権を生みだしたアメリカ貧困層のように政治的な影響力はなく、また労働者の権利や賃金交渉を主張することない日本の労働者は、実に「快適で便利」な代物であり、東洋の神秘である。一億総玉砕である。

少なくともこういう世界にも類稀な最強雑兵を山ほど抱えている日本は、経済戦争においても下手には死なない粘り強さを持っているはずだ。

雑兵たちが「俺、なにやってるんだろ?」と立ち止まって首をかしげるときがいずれやってくるのかどうか……。まあ、それはオリンピック以降になるとは思うのだが(あるいは永遠に訪れないかもしれないが)、日本経済の底力を侮らないでおきたいものである。






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