FXの依存性

FXをはじめた。現在ドル円・ポンド円で243ロット動かしてみた。

現在含み損は-802円。悔しいのはポンド円とドル円の誤発注で、それがなければプラスだったと思う。

学んだこと。

・逆張りはたいてい、負ける。
・基本的には、下降トレンドで上げ過ぎたら売る/上昇トレンドで下げ過ぎたら買う。
・スキャルピングは手数料の関係で勝てない。
・依存性はかなり高い。

順張りでデイ~スイングトレード、しっかりとロスカットで管理していければ案外勝てそうではある。

ただFXはほとんどギャンブルのようなものだ。まあ株もギャンブルなのだが、スキャルピングは特に依存性が高いと思う。

・結果が数分で出る
・24時間トレードできる

という点で株よりも危険だと感じる。

コカインよりもニコチンの依存性の方が高いという説があるが、その根拠はコカインと比べてニコチンが安価で手軽であり、吸収が即時的であるという理由にある。つまり渇望→充足のサイクルが短時間で行われるため、生理的な欲求が強烈なのである。

タバコの場合、向精神作用が比較的小さいにもかかわらず、これほど依存性が高いというのはどういうことだろう。その理由は、タバコがニコチン配給の面で、いわばガリル・アサルト・ライフルだということ、つまり迅速に機能し、信頼性が高いということだ。注射でヘロインを摂取した人は一五秒ほどで強烈な多幸感を抱くが、それから何時間かは次の注射をしようとは思わない。ところがスモーカーはタバコ一本で一〇回ほど煙を吸うのが普通で、一日に何十本も吸う人が少なくない。煙をひと吸いするとやはり一五秒ほどでニコチンが快感回路に到達する。ヘロインの静脈注射とほぼ同じ時間だ。典型的なヘロイン依存症者は一日二回、強烈で迅速な多幸感を経験するが、一日に一箱吸うスモーカーは、迅速で弱い反応を一日二〇〇回経験するわけだ。(「快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか」デイヴィッド・J・リンデン)

FXもそれと似たものを感じた。トレードを繰り返すうちに、「ドパミンが出てくる」感じがわかった。チャートに何時間も張り付いてしまい、気がついたら頭痛とめまいに襲われた。

こりゃ~気がついたら破産、というのもわかる気がする。スキャルピングは危険だ。国が取り締まってもよいと思う。

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